開業税理士である筆者は、2025年11月の99円キャンペーンをきっかけにKindle Unlimitedに加入し、今も続けています。解約を考えたことは一度もありません。
ただ、続けている理由は「月に何冊読めば元が取れるか」という計算ではありませんでした。この記事では、冊数の計算の仕方と、筆者が実際にどう使い分けているかの両方を書きます。
体が動いている時間は、Kindleで読むのではなくAudibleで「聴く」ようにしています。使い分けは開業税理士はAudibleで本を「聴ける」か?でまとめています。
実際に読んだ本は 税理士開業の前後に読んでよかった本まとめ にジャンル別でまとめています。
Kindle Unlimitedは開業税理士に元が取れる?
結論として、冊数だけでは決まりません。読みたい本が読み放題の対象かどうかで、その月の冊数は大きく変わるからです。
筆者は「購入でしか読めない本は買う。読み放題は、買うほどではないが見ておきたい本に手を伸ばすために使う」という分け方をしています。この使い方をするなら、月の冊数が少ない月があっても続ける価値はあると考えています。
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Kindle Unlimitedとは?Prime Reading・単品購入との違いは?

読み放題は、会員である間だけ読めます。
Kindle Unlimitedとは、月額制で対象のKindle本が読み放題になるAmazonのサービスです。対象の本には読み放題の表示が付き、会員であれば追加の支払いなしで読めます。
Prime Readingは、Amazonプライム会員が追加料金なしで対象の本を読めるサービスです。対象の冊数はKindle Unlimitedよりかなり少なく、両方の会員なら重複して使えます。
※表は横にスクロールできます
| 項目 | Kindle Unlimited | Prime Reading | 単品購入 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 月額980円(税込/2026年9月時点) | プライム会費に含まれる | 1冊ごとに購入 |
| 対象 | 対象表示のある本のみ | 対象表示のある本のみ(Kindle Unlimitedより少ない) | すべてのKindle本 |
| 向く使い方 | 気になる本に広く手を伸ばす | 対象にあれば1冊分の購入を減らせる | 読みたい本が決まっている |
| 読める期間 | 会員である間 | 会員である間 | 期限なし |
読み放題は「会員である間だけ読める」点が単品購入との最大の違いです。何度も開き直す本は、対象であっても買っておくという選択があります。
月に何冊読めば月額を上回る?

計算そのものは単純です。月額を、自分がふだん買っている本の単価で割れば、何冊で上回るかが出ます。
筆者が単品で買っている本は、1冊あたりおおむね1,200〜2,500円でした。この価格帯であれば、読み放題で1冊読んだ時点で月額980円を上回る計算になります。
ただ、この計算には落とし穴があります。読み放題の対象は入れ替わるため、「読みたい本が対象にある月」と「ない月」で冊数が変わることです。単月ではなく、数か月単位で見るほうが実態に合います。
開業税理士は月に何冊読んでいる?
筆者の場合、開業前から開業初期にかけては月5冊ほど読んでいました。情報を集める必要があった時期です。
その後は、気になる本を月2〜3冊のペースに落ち着いています。冊数は減りましたが、読み放題の対象から探す習慣は変わっていません。
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読み放題と単品購入をどう使い分けている?

判断はほぼ1点だけです。購入でしか読めない本は、価格を気にせず買う。読み放題にあるかどうかで読む本を決めない、という使い分けです。
実際の内訳も同じ傾向でした。税理士開業の前後に読んでよかった本まとめ で紹介した30冊のうち、Kindle Unlimitedの対象だったのは10冊で、単品購入が19冊(うち紙の本4冊)、Prime Readingの対象が1冊です。
読み放題で読んだ10冊は、ひとり法人や節税など、複数の立場の主張を見比べたいジャンルに偏っています。逆に、契約書や実務書のように必要な場面で開く本は、読み放題の有無に関係なく買っています。
Prime Readingは使っている?

正直に書くと、筆者はPrime Reading対象かどうかを意識して本を探していません。それでも、30冊のうち1冊は対象でした。
つまり、プライム会員であれば、気づかないうちに対象の本を読んでいることがあります。買う前に対象表示を見る習慣をつけるだけで、単品購入を1冊減らせる月があるということです。
解約を考えたことはある?
ありません。筆者は金額面をあまり気にしておらず、コストパフォーマンスは悪くないと考えています。
理由は、読み放題が「読む冊数を増やすため」ではなく、買うほどではないが見ておきたい本に手を伸ばす間口になっているからです。開業前後は、判断材料を広く集める時期が続きます。その時期に、1冊ごとに買うかどうかを迷わなくて済むことの価値が大きいと感じています。
よくある質問
Kindle Unlimitedは何冊読めば元が取れますか?
月額980円(2026年9月時点)を、ふだん買っている本の単価で割れば計算できます。1冊1,000円前後の本なら月1冊で上回りますが、対象の本は入れ替わるため、単月ではなく数か月単位で見るほうが実態に合います。
読みたい本が読み放題の対象外だったらどうしますか?
筆者は単品で買います。読み放題にあるかどうかで読む本を決めると、必要な情報が手に入らなくなるためです。
Prime ReadingとKindle Unlimitedは併用できますか?
できます。プライム会員であればPrime Readingが使え、Kindle Unlimitedは別途加入する形です。
開業準備中は月にどれくらい読めばいいですか?
冊数の正解はありませんが、筆者は開業前から開業初期にかけて月5冊ほど読み、その後は月2〜3冊に落ち着きました。
実務書も読み放題で読めますか?
対象に含まれる本もありますが、筆者が手元に置いている実務書は単品購入がほとんどです。必要な場面で開く本は、買っておくほうが安心です。
まとめ:Kindle Unlimitedが税理士に向くかは冊数より使い方で決まる
冊数より、読みたい本と使い方で考えています。
- 元が取れるかは冊数だけでは決まらない。読みたい本が対象にあるかで月ごとに変わる
- 購入でしか読めない本は買い、読み放題は買うほどではない本への間口として使う
- プライム会員なら、買う前にPrime Reading対象かを見る習慣で単品購入を減らせる月がある
Kindle端末を使うかどうかの比較は、Kindle端末は必要?Paperwhite・無印・Scribe・スマホアプリを比較でまとめています。
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