開業税理士におすすめの16GBパソコンを表すインフォグラフィック。ノートと据え置きのアイコンとメモリ16GBの見出し

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コスパ最強はメモリ16GB|開業税理士におすすめのPC具体機種

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「開業にあたってパソコンを新調したいけれど、メモリは16GBで足りるのか、それとも24GB以上にすべきか」——受験時代から使っていたPCが古くなってきた開業前後の税理士から、いちばんよく聞かれる質問です。

結論から言うと、税理士業務だけなら、メモリ16GB・ストレージ512GBのMacで十分です。筆者自身はブログや動画編集、Parallelsでの仮想Windowsまで同時に動かすため24GBを選んでいますが、それは「税理士業務+α」をやっているからで、申告・記帳・チェックが中心なら16GBで支障はありません。

この記事では、比較の総論ではなく「結局どれを買えばいいのか」という具体機種に振り切って解説します。メモリ8GB・16GB・24GBの違いをじっくり比べたい方は、先に姉妹記事の税理士のPCメモリは何GB必要?8GB・16GB・24GB以上を比較を読んでいただくと、この記事の位置づけが分かりやすいはずです。

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税理士YC

中卒・元パチプロ。10年間の受験生活を経て税理士になった、開業したての税理士です(2026年2月開業)。「普通のルート」を通ってこなかったからこそ分かる、開業のリアルや失敗を発信しています。

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なぜ税理士のPCは「メモリ16GB」が基準なのか?

結論として、現行のMacは16GBが下限であり、税理士業務の中心である会計ソフト・申告ソフト・ブラウザ・PDFの同時作業も16GBで問題なくこなせます。かつての「8GBでも十分」は、現行機を新品で買う前提ではもう当てはまりません。

メモリ(RAM)とは、作業机の広さのようなものです。机が広いほど、書類(アプリやファイル)を同時にたくさん広げても散らからず、作業がもたつきません。会計事務所の仕事は「会計ソフトを開きながら、通帳PDFを見て、ブラウザでe-Taxや国税庁サイトを確認し、Excelで試算表を触る」といった同時並行が当たり前なので、机の広さ=メモリは効いてきます。

開業税理士である筆者は、普段Mac(メモリ24GB)にParallelsで仮想Windowsを入れて運用していますが、その経験から言っても、Windowsを常時立ち上げず税理士業務に集中するなら16GBで足りるというのが実感です。

16GBが基準になる理由

  • 現行のMacBook Air・Mac miniは、メモリ16GB・ストレージ512GBが最小構成(標準)になっている
  • 会計ソフト+ブラウザ複数タブ+PDF+Excelの同時作業でも、16GBなら余裕がある
  • 8GBは、新品で選べる現行Macにはそもそも用意されていない

なお、8GB・16GB・24GBを横並びで比較した総論は本記事では扱いません。数値での比較を見たい方はこちら(メモリ比較記事)へ。この記事は「で、どれを買うの?」に答えることに専念します。

税理士YC
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「とりあえず一番安いのでいい?」と聞かれたら、「税理士業務なら16GB・512GBを基準に、そこから足すか引くかで考えましょう」と答えています。

先に結論です。開業税理士に筆者がすすめる16GB PCは、持ち運ぶなら「MacBook Air(16GB/512GB)」、事務所に据え置くなら「Mac mini(16GB/512GB)」の2択です。どちらも現行の最小構成がそのまま「税理士に十分なスペック」になっているので、迷ったらこの構成を基準にすれば大きく外しません。

まずは主要な選択肢を一覧にします。価格はいずれも2026年7月時点・Apple公式の価格です(2026年6月にAppleが国内価格を改定しているため、購入時は最新価格を必ずご確認ください)。

※表は横にスクロールできます

機種 画面/形態 メモリ/SSD 価格(税込・2026年7月時点) こんな人に
MacBook Air 13"(M5) 13.6型ノート 16GB/512GB 224,800円 持ち運ぶ・省スペース重視の多数派(本命)
MacBook Air 15"(M5) 15.3型ノート 16GB/512GB 264,800円 画面を広く使いたいノート派
Mac mini(M4) 据え置き(本体のみ) 16GB/512GB 170,800円 事務所据え置き・外部モニター派
Windows機(同等スペック) ノート/据え置き 16GB/512GB 機種による 予算重視・後述の税務ソフト都合がある人

出典:Apple公式(MacBook Air)https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/macbook-air/Apple公式(Mac mini)https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/mac-mini

このなかで筆者の本命は、持ち運びと価格・性能のバランスが最もよいMacBook Air 13インチ(16GB/512GB)です。開業当初は自宅・事務所・外出先を行き来する場面が多く、1.23kgで持ち歩けるAirは「1台で完結する」使い勝手が強みになります。

税理士YC
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「Mac miniのほうが安いのに、なぜAirが本命?」とよく聞かれます。答えは「開業初期は移動が多いから」。据え置きが確定している人はMac miniが正解です。

ノート派:MacBook Air(16GB)の選び方

ノートで1台完結させたいなら、MacBook Air 13インチ(16GB/512GB)が基準です。13.6型は「持ち運びと画面の広さ」のバランスがよく、事務所でも外出先でも扱いやすいサイズ感になります。

画面をもう少し広く使いたい人は15インチ(15.3型)という選択肢もありますが、価格は224,800円→264,800円と4万円上がり、重さも増します。外に持ち出す頻度が高いなら13インチ、ほぼ据え置きで画面重視なら15インチ、という基準で選べば十分です。

MacBook Airの選び分け

  • 13インチ:持ち運び重視・1台完結。開業初期の多数派におすすめ
  • 15インチ:画面を広く使いたい・ほぼ据え置き運用の人向け
  • メモリ・SSDはどちらも16GB/512GBが基準。増やすかどうかは後述の「16GB?24GB?」で判断

なお、Airは外部モニターにもつなげるので、「外ではノート単体、事務所ではモニターに接続してデュアル画面」という使い方もできます。デスク環境まで含めた全体像は税理士のPC・デスク環境完全ガイドで解説しています。

税理士YC
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迷ったら13インチです。「広い画面が欲しくなったら外部モニターを足せばいい」と考えると、本体は軽い13インチが後悔しにくい選択です。

据え置き派:Mac mini(16GB)が向く人

事務所に固定して使うなら、Mac mini(16GB/512GB・170,800円)がコストパフォーマンスに優れます。本体価格がAirより5万円ほど安く、その分を外部モニターやキーボードに回せるのが強みです。

ただしMac miniは本体のみで、モニター・キーボード・マウスは別途必要です。すでにモニターを持っている人や、これからデュアルモニターを組みたい人には最適ですが、「買ってすぐ1台で使いたい」人にはAirのほうが向きます。

Mac miniが向いている人

  • 事務所に据え置きで、持ち運びの予定がない
  • すでに外部モニター・キーボードを持っている、または新調する予定
  • 同じ予算なら本体性能や画面環境にお金を回したい

モニターをこれから選ぶ人は、サイズ・枚数の考え方を別記事にまとめる予定です。

関連記事:税理士のモニター比較|サイズ・解像度・枚数別のおすすめ構成

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筆者の事務所デスクも据え置きはMac系です。モニターを2枚並べると、会計ソフトと資料を同時に開けて申告期の効率が段違いになります。

16GBで足りる?24GBにすべき?税理士業務の実際

結論として、税理士業務(記帳・申告・チェック・メール・調べもの)だけなら16GBで十分です。一方で、ブログ運営・動画編集・Parallelsでの仮想Windowsなどを"同時に"回すなら24GBを検討したほうが快適になります。

これは筆者の実測が根拠です。下は、筆者のMac(メモリ24GB)で実際に作業しているときのアクティビティモニタです。仮想Windows(Parallels)に約6.6GB、SEO分析ツールに約5.2GB…と積み上がり、24GBでも「使用済み20.89GB・スワップ6.41GB」とかなりギリギリまで使っています。

つまり「24GBでギリギリ」なのは、税理士業務に加えて重い作業を同時に走らせているからです。逆に言えば、Windowsを常用せず税理士業務に集中するなら、この重い部分がまるごと消えるので16GBで足ります。メモリを16GB→24GBに増やすと、たとえばMac miniでは+36,000円のカスタマイズ費用がかかります(2026年7月時点・Apple公式)。使わない重さのために先に払う必要はない、というのが筆者の考えです。

ストレージは256GB?512GB?

メモリと並んで迷うのがストレージです。結論は512GBを推奨します。理由は、会計データ・PDF・スキャン画像・ソフトのアップデートで容量は思ったより早く埋まるからです。

下は筆者のMacのストレージ状況で、512GB(実容量494.38GB)のうちすでに264.86GBを使用しています。仮に256GBだったら、この時点でとうに容量オーバーです。

ただし、データをDropboxやGoogle Workspaceなどのクラウドに集約する運用なら、256GBでも足りる可能性があります。顧問先データや大きなファイルを常にクラウドに置き、本体には最小限しか残さない使い方であれば、ストレージを抑えて本体価格を下げる選択も現実的です。クラウド側の比較はクラウドストレージはDropboxとGoogle Workspaceどっちにする?でまとめています。

メモリ・ストレージの判断

  • メモリ:税理士業務中心=16GB/ブログ・動画・仮想環境を同時に回す=24GB
  • ストレージ:本体保存中心=512GB推奨/全部クラウド保存=256GBでも可
  • 迷ったら「16GB/512GB」。多くの開業税理士に最もバランスがよい

さらに詳しい容量別の適性は、姉妹記事のメモリ比較記事もあわせてどうぞ。

関連記事:メモリ8GBで税理士業務はできる?【できる業務・きつい業務を正直に切り分け】

関連記事:メモリ24GB・32GBが必要な人|税理士の実測で分かる境界線

税理士YC
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「念のため24GB」で買う人は多いですが、実際に24GBを使い切るのはかなり重い並行作業のときだけ。用途を正直に見積もると、多くの人は16GBで足ります。

Windows機・達人などの申告ソフトはどうする?

ここは正直にお伝えします。「達人」などWindows専用の税務・申告ソフトは、Macでは直接動きません。使うには、別途Windowsパソコンを用意するか、Mac上に仮想Windows(Parallelsなど)またはリモート環境を組む必要があります。

筆者はMac+Parallelsで個人の顧問業務・確定申告に対応していますが、達人のような専用ソフトを本格導入する段階では、専用のWindows機を1台持つほうが安定します。この「MacとWindows、どっちで税務ソフトを動かすか」というテーマは、別記事で詳しく整理しています。

詳しくは:税理士のパソコンはMacで大丈夫?税務ソフト(達人など)とWindows環境の現実

Windowsが必要になる主なケース

  • 「達人」などWindows専用の申告ソフトを使う
  • 特定の税務・給与ソフトがWindowsのみ対応
  • 顧問先や前職の運用に合わせてWindows前提で揃えたい

予算重視の人や、はじめからWindows専用ソフトが前提の人は、同じ16GB/512GBクラスのWindows機を選ぶのも合理的です。Macにこだわらず、必要なソフトが動く環境をいちばん安く整える、という考え方です。候補として1つ挙げておきます(主役はあくまで前述のMacBook Airですが、Windowsが要る方向けの選択肢です)。

税理士YC
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「MacかWindowsか」は好みではなく、使うソフトで決まります。達人前提ならWindows、それ以外の税理士業務ならMacで快適、というのが筆者の整理です。

まとめ:開業税理士のPCはメモリ16GBがコスパ最強

開業税理士のパソコン選びは、メモリ16GB・ストレージ512GBを基準にすれば大きく外しません。持ち運ぶならMacBook Air 13インチ、事務所据え置きならMac miniが本命です。

  • 税理士業務が中心なら16GBで十分。24GBは「ブログ・動画・仮想Windowsを同時に回す人」向け
  • ストレージは512GB推奨。全部クラウド保存なら256GBでも可
  • 「達人」などWindows専用ソフトが要るなら、別Windows機かリモートを併用

2026年6月にAppleが値上げした今だからこそ、使わないスペックに先回りしてお金をかけない判断が効きます。まずは16GB/512GBのMacBook Airを基準に、あなたの用途に合わせて足し引きするのがいちばん失敗しません。

メモリ8GBで税理士業務はできますか?

現行のMacは16GBが最小構成のため、新品では8GBを選べません。中古等で8GBを使う場合、単純な作業はできますが、会計ソフト+ブラウザ複数+PDFの同時作業ではもたつきやすくなります。新規購入なら16GB以上を推奨します。

16GBで会計ソフトとブラウザを同時に開いても大丈夫ですか?

はい。会計ソフト・ブラウザ複数タブ・PDF・Excelの同時作業は16GBで問題なくこなせます。もたつくのは、これに加えて仮想Windowsや動画編集などを同時に走らせたときです。

Macで「達人」などの税務ソフトは使えますか?

Windows専用ソフトはMacでは直接動きません。別途Windows機を用意するか、Parallelsなどの仮想環境・リモートを併用します。詳細は関連記事「税理士のパソコンはMacで大丈夫?」で解説しています。

16GBと24GB、どちらを選べばいいですか?

税理士業務が中心なら16GB、ブログ・動画編集・仮想Windowsなどを同時に回すなら24GBが目安です。筆者は後者のため24GBを使っていますが、24GBでもギリギリになる場面があります(本文の実測スクショ参照)。

ストレージは256GBと512GB、どちらがいいですか?

本体にデータを保存する運用なら512GBを推奨します。DropboxやGoogle Workspaceなどクラウドに集約する運用なら、256GBでも足りる場合があります。

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