税理士のGoogleビジネスプロフィール登録と運用を示すインフォグラフィック。無料登録・住所非公開・週1投稿の3要素を表す。

広告 営業・集客

税理士のGoogleビジネスプロフィール登録と運用|住所を出さずに地域集客する方法

※本記事にはプロモーションが含まれます

開業直後の営業チャネルを整理した顧問先ゼロから始める税理士の営業方法で、筆者にとって最も早く効いたのはGoogleビジネスプロフィール(MEO)だったと書きました。その中で「登録手順や設定項目の詳細は別記事で扱う」と予告していたので、本記事がその受け皿です。

開業税理士である筆者が実際に運用しているGoogleビジネスプロフィールについて、登録からオーナー確認、プロフィールの埋め方、週1投稿と口コミ収集まで、手を動かす順番で解説します。「なぜ効いたのか」は前回記事に譲り、ここでは実務だけに絞ります。

この記事を書いた人

税理士YCの匿名アバター

税理士YC

中卒・元パチプロ。10年間の受験生活を経て税理士になった、開業したての税理士です(2026年2月開業)。「普通のルート」を通ってこなかったからこそ分かる、開業のリアルや失敗を発信しています。

受験生時代のブログはこちら

Googleビジネスプロフィールとは?税理士の地域集客に無料で使える理由

Googleビジネスプロフィール(GBP)とは、Google検索やGoogleマップ上に事業情報を無料で表示・管理できる、Google公式のツールです。「地域名+税理士」で検索されたときに表示される場所を、広告費ゼロで確保できます。

ビジネス情報の追加・申請に費用はかかりません(https://support.google.com/business/answer/2911778・2026年7月時点)。地方ではここに本気で取り組む税理士がまだ少なく、基本を丁寧にやるだけで差がつきます。チャネルとしての評価は前回記事のとおりです。

Googleビジネスプロフィールでできること

  • 事務所名・営業時間・対応エリアなどの表示
  • 最新情報の投稿
  • 口コミの受付と返信
  • 事務所HPへの導線設置

「地域名+税理士」で検索されたときの表示枠を、無料で確保できるのがGBPです。

SEOで上位を狙うより先にGBPを整えるほうが早く結果につながった、というのが筆者の実感です。

税理士YC
税理士YC

広告費ゼロ・道具はGoogleアカウントだけ。開業直後の集客のスタート地点として、これ以上の条件はないと思います。

税理士がGoogleビジネスプロフィールに登録する手順は?【オーナー確認まで】

登録はGoogleアカウントがあれば当日中に申請まで進められます。ポイントは所在地の設定で、自宅開業なら「非店舗型」を選べば住所を公開せずに登録できます。

ビジネス情報を作成する

Googleアカウントでログインし、事務所の正式名称を入力します。ビジネス名は屋号そのままがルールです。なお筆者は、GBPの管理を私用アカウントではなく、独自ドメインで作成したGoogle Workspaceのアカウントで行っています。通知が事務所メールに集約でき、私用と業務を分けられるためです。

ビジネスカテゴリを設定する

筆者はメインを「税理士」、サブを「会計事務所」にしています。検索との対応づけに直結するので、メインは「税理士」一択です。

所在地を「非店舗型」で設定する

拠点の住所で接客しない場合は、住所欄を空欄にしてサービス提供地域のみを掲載できます(https://support.google.com/business/answer/9157481・2026年7月時点)。自宅開業で住所を出したくない方は、ここで非店舗型を選んでください。筆者もこの方式です。

サービス提供地域を設定する

市区町村単位を中心に設定します。Googleは拠点から車で2時間程度の範囲を推奨しています(出典は前掲ヘルプ)。

オーナー確認を行う

確認方法(電話・メール・動画など)はGoogleが自動的に決定するため選べません。利用できる場合はビデオでの確認が推奨されています(https://support.google.com/business/answer/7107242・2026年7月時点)。筆者の場合は、大きく待たされることなく完了しました。

登録前に用意しておくもの

  • Googleアカウント
  • 事務所の正式名称(屋号のみ)
  • 電話番号・事務所HPのURL
  • 対応エリアの市区町村リスト

自宅開業でも「非店舗型」を選べば、住所を公開せずに登録できます。

ビジネス名に「◯◯市の税理士」などのキーワードを足すのはガイドライン違反です。屋号だけを登録してください。

税理士YC
税理士YC

手順そのものは難しくありません。住所を出すか出さないかだけ先に決めておけば、あとは画面の案内どおりで進みます。

プロフィールはどこまで埋める?税理士が設定した項目チェックリスト

方針は「設定できる項目に空欄を残さない」の一点です。筆者がやったのは特別なことではなく、用意されている入力欄をすべて埋めただけです。とくに効くと感じている項目を挙げます。

まず説明文(ビジネスの説明)です。筆者は次の5要素をこの順で書いています。

説明文に入れる5つの要素

  • 強み・専門分野(例:クラウド会計対応)
  • 対象となる客層と業務範囲(顧問・スポット)
  • 誰が業務を担当するのか
  • オンライン対応・夜間や土日の相談可否
  • 対応エリアと問い合わせ方法

次に営業時間です。通常の営業時間とは別に「オンラインサービスの提供時間」を設定できるので、筆者は平日夜間や土日にも対応できる時間帯を登録しています。前回記事で触れた「オンライン対応可」の打ち出しは、この設定が土台です。

そしてウェブサイト欄には、必ず事務所HPのURLを設定します。GBPは入口で、料金や対応業務を確認してもらう判断材料はHP側に置く役割分担です。受け皿となるHPをこれから作る方は、税理士事務所のHP・ブログを自作する完全ガイドにまとめています。URLに計測用のパラメータを付けておくと、GBP経由の流入をアクセス解析で区別できます。

Googleビジネスプロフィールは入口、判断材料を渡すのは事務所HP、という役割分担です。

テクニックより先に、まず空欄をゼロにすること。ここが出発点です。

税理士YC
税理士YC

埋める作業は半日もかかりません。それでも埋めきっていない事務所が多いので、やるだけで相対的に前に出られます。

登録後の運用は?週1投稿と口コミの集め方

登録後の運用は「週1回の投稿」と「口コミ収集」の2本だけです。筆者はこの2つを続け、プロフィール作成から2か月ほどで手応えを感じ始めました。

投稿は、ブログ記事を流用して集客につながる内容に絞っています。税務の解説はブログ側の役割にしているので、GBPには書きません。ネタを毎回ゼロから作らないことが、週1ペースを続けられている理由です。

口コミは、業務完了のタイミングで口頭でお願いし、投稿用のURLをお送りしています。リンクを送って依頼すること自体は、Google公式ヘルプでも案内されている方法です。一方、口コミの投稿と引き換えに割引や特典などのインセンティブを提供することは、虚偽のエンゲージメントとして固く禁じられています(https://support.google.com/business/answer/3474122・2026年7月時点)。

口コミを依頼するときの注意点

  • 実際に業務を提供した相手だけに依頼する
  • 見返り(割引・特典)は提供しない
  • 内容の指定や高評価の強要をしない
  • 投稿用URLを送って相手の手間を減らす

筆者の体感では、週1投稿を続けて口コミが10件程度たまった頃、「地域名+税理士」の検索で上位に表示されるようになりました。期間にして約2か月です。

週1投稿+口コミ10件程度の積み上げで、地方なら十分戦えるのが筆者の実感です。

口コミの見返りに割引や特典を提供する行為は、Googleのポリシーで禁止されています。

税理士YC
税理士YC

投稿は週1本、口コミ依頼は業務完了時の一言だけ。手間を考えれば、費用対効果は開業初期で最も高い部類だと思います。

自分で登録する時間がないときは?登録代行サービスの料金と選び方

Googleビジネスプロフィールの登録は、自分でやれば無料です。筆者も自分で登録しました。それでも開業準備で手が回らない場合は、登録作業を有料の代行サービスに任せる方法があり、料金と自分の作業時間を比べて判断するのが現実的です。

GBPの登録代行サービスとは、初期設定やカテゴリの選定、説明文の作成、オーナー確認の手続きなどを、事業者の代わりに行う有料サービスです。ここでは一例として、株式会社インターマトリックスの「Googleビジネスプロフィール登録・オーナー確認支援」を紹介します。筆者自身はこのサービスを利用していないため、以下は公式サイトの掲載内容(2026年10月時点)にもとづく情報です。

※スマホでは表を横にスクロールできます。

プラン料金(税抜)主な内容
ライトプラン30,000円初期登録・写真・カテゴリ選定・基本情報入力
スタンダードプラン50,000円ライトプランの内容+説明文作成・口コミ支援
プレミアムプラン80,000円スタンダードプランの内容+1か月の運用代行・アクセスレポート
出典:Googleビジネスプロフィール登録・オーナー確認支援 公式サイト(2026年10月時点)

公式サイトでは、支払いは初回の登録代行料のみで月額費用はかからず、月額が発生するのは地図検索の上位表示対策(MEO対策)を別途希望した場合だけと案内されています。

代行を頼む前に確認したい3つのこと

  • 非店舗型(住所非表示)で登録してもらえるか
  • 管理するGoogleアカウントが自分名義のまま残るか
  • 月額費用が発生するオプションが含まれていないか

このサービスは、在宅・非店舗型の登録と住所の非表示に対応し、登録した情報は依頼者が用意したアカウントに帰属すると案内しています。一方で、公式サイトに載っている導入事例は飲食店や美容室などの店舗が中心で、税理士事務所の事例は見当たりませんでした。依頼する場合は、無料相談の段階で「税理士事務所・非店舗型」で対応してもらえるかを確認してください。

登録代行サービスの料金・内容を見る

費用をかけたくないなら自分で、時間を買いたいなら代行。どちらを選んでも、住所の非表示とアカウントの名義は必ず確認します。

代行で整えてもらえるのは登録時点まで(プレミアムプランでも運用代行は1か月)です。その後の週1投稿と口コミ収集は、自分で続けることになります。

税理士YC
税理士YC

筆者は自分で登録しましたが、開業準備で手一杯の時期なら、時間をお金で買うのも一つの判断だと思います。ただ、登録後の運用は自分の手で続けるものなので、設定画面は一度自分の目で見ておくのがおすすめです。

Googleビジネスプロフィールの登録に費用はかかりますか?

かかりません。ビジネス情報の追加・申請・オーナー確認まで無料です(2026年7月時点)。筆者も広告費を含めて費用は一切かけていません。

自宅開業ですが、住所は公開されますか?

非店舗型として登録し住所欄を空欄にすれば、サービス提供地域のみが表示されます。筆者もこの方式で運用しています。

口コミは自分から依頼してもいいのですか?

依頼自体は問題なく、投稿用リンクを送る方法は公式ヘルプでも案内されています。ただし見返りの提供や高評価の強要は禁止されています。

登録してからどのくらいで効果が出ますか?

筆者の場合はプロフィール作成から2か月ほどでした。地域の競合状況や投稿の継続度合いで変わる、あくまで一例の目安です。

Googleビジネスプロフィールの登録を代行業者に頼むと費用はいくらですか?

自分で登録すれば無料です。本記事で紹介した代行サービスでは、一度きりの料金で3万〜8万円(税抜・2026年10月時点)、月額費用はMEO対策を別途希望した場合のみと案内されています。

まとめ|税理士のGoogleビジネスプロフィール登録は開業直後の最優先施策

税理士のGoogleビジネスプロフィール登録は、費用ゼロで「地域名+税理士」の検索枠を押さえられる、開業直後の最優先施策です。自宅開業でも非店舗型を選べば住所を公開せずに始められます。

やることは、登録して空欄をゼロにし、週1投稿と口コミ収集を続ける。これだけです。ただし、GBPはあくまで入口です。見つけてもらった後の受け皿がなければ、流入を取りこぼします。受け皿となるHPの作り方と、営業チャネル全体の組み立ては次の2本にまとめています。

次に読む

-営業・集客